PersonaryはPLR (分散PDSライブラリ)を組み込んだアプリです。 PLRライブラリ以外の部分はオープンソースです。 PLRの基本機能(データの暗号化・復号、クラウドとの通信、データ共有など)に加えて、 データの作成・閲覧等の機能を備えており、SNSや名簿管理ができます。 セマンティックエディタでグラフ文書を共同編集することもできます。
オントロジー(データのスキーマ)等を設定することによってさまざまな用途を簡単に実装することもできます。 これにより埼玉県の県立高校の生徒用のeポートフォリオアプリとしてPersonaryを使っています。 また、電子母子手帳やPHRや東京大学の学生用のUTokyoアプリ(仮称)として使う予定です。
さらに、PLRにさまざまなパーソナルデータを集約しておけば、他のアプリはPersonaryと連携してパーソナルデータを必要に応じてPLRから取得できます。 こうして、パーソナルデータを独自に管理しないことにより運用コストを抑制しつつ利便性と安全性の高いアプリが実現できます。 アプリの運用が停止してもそのデータを利用者本人がPLRで保管して利用し続けることが可能です。 そのためにPLRと他のアプリの間でデータ共有する方法はたとえばこちら。
Personaryを(再)インストールして既存のアカウントを設定する場合(Personary 2021でない旧Personaryで設定したアカウントをPersonary 2021に設定する場合を含みます)には、そのアカウントのパスフレーズが必要です。 そのため、前以て、パスフレーズを記憶または記録しておいて下さい。 パスフレーズを忘れた場合は、いずれかの端末でPersonaryにパスフレーズ入力なしでログインできるようになっていれば、パスフレーズを確認または再設定して下さい。 旧Personaryではパスフレーズを確認できませんが再設定できます。
Personary 2021はパスフレーズを最初の3人の友達に自動的に預託します。 パスフレーズがわからなくなったらまず心当たりの友達に聞いて下さい。 Personaryの使い方の「友達のパスフレーズ」の要領でパスフレーズをクリップボードにコピーできます。
パスフレーズがどうしてもわからなくてPersonaryにログインできない場合は、 アカウントを削除して作り直す必要がありますが、 残念ながらそれによって既存のデータも消えてしまいます(したがって、パスフレーズは決して忘れないようにして下さい)。 アカウントを削除するには、そのアカウントでPersonaryにログインする際に「パスフレーズ入力」ダイアログで「パスフレーズを忘れた場合」をタップして「アカウントを作り直す」を選んで下さい。 これによってGoogleドライブの"PLR2"フォルダが作り直されます(アカウントを削除するとき以外は"PLR2"を削除したりしないで下さい)。
Android用またはiOS用のPersonaryの友達画面から下のQRコードをスキャンしてhasida.plr9@gmail.comを友達登録することができます。 デスクトップ用Personaryでhasida.plr9@gmail.comと友達になるには、 googleDrive:hasida.plr9@gmail.com;1eFbg-oWlpoJPRAyokpYClkkEXODQQ_FH をコピーして友達画面の「リクエスト文字列入力」にペーストして登録して下さい。 hasida.plr9@gmail.comと友達になると、「UTokyo」および「生活」というチャネルが自動的に作られてhasida.plr9@gmail.comと共有され、各々のタイムラインの中に下図のようなデータを作ることができます。
その他サポート等については、 plr@assemblogue.comにご連絡下さい。